酷い
オーケストラの図書館に在庫の無い曲を演奏する時は、大抵出版社からセットで楽譜をレンタルして使います。普段そんなに問題はないのですが、今回バーンスタインのウェスト・サイド・ストーリーの第2組曲の楽譜が届いたので見てみると、 前にこの楽譜を使った人(団体)は、あちこちをカットして演奏したらしく、鉛筆で書き込みが。私たちはカット無しで演奏予定なのでこの書き込みは必要ありません。しかしこれ、出版社から届いた時点で綺麗に消されていないといけないのでは?のちに使えるボーイングなどはある程度残しておいても良いとは思うのですが、こういうタイプの、鉛筆でゴリゴリされているのには唖然としました。これ、こういう状態で来てしまったので、仕方ないですがうちのボーイング係が頑張って消す事になるのです。
他に気になるのは、たとえこのセットを使わずにそのまま返却した場合にも、出版社の方から書き込みが多すぎるとクレームを付けられて罰金を要求される可能性があること。この日、まだ若くて経験の少ないオーケストラの図書員君と話をして、こうこう、こういう事もありえるから気をつけようね、と確認しました。
みなさん、レンタルであろうとなかろうと、楽譜は丁寧に扱ってくださいね。
by lilamaggie | 2021-04-16 08:00 | 仕事